建設・土木分野で求められる、SDGsやDXなどの実現に向けて
クラボウは3D Printing Projectを展開いたします。
建設・土木分野で求められる、SDGsやDXなどの実現に向けて
クラボウは3D Printing Projectを展開いたします。
新しい可能性を秘めた建設用3Dプリンターを活用し、
従来の発想に捉われることなく、ちょっとした気づきやアイデアから、
具現化するプロジェクトとして建設・土木業界に係る皆様と一緒に取り組みたいと考えています。
クラボウは、新しい建築手法・新しい機能を実現しお客様への提供を目指します。
住宅用外装化粧材の開発・生産で培った
30年以上のノウハウを3D Printing Projectへ
材料から成形までのクラボウの技術力は
3Dプリンターでの成形にも大きくつながり、新たな可能性を広げます。
XtreeE社は、精緻な成形が可能な建設用3Dプリンターの開発を手掛けるフランスのスタートアップ企業です。クラボウの技術力とXtreeE社のプリンターが融合することで新しモノづくりが始まります。
自社工場に建設用3Dプリンターを設置し、開発から成形・生産まで
全てを自社内で対応しています。
「材料管理」「CAD設計」「吐出・成形」各分野の専任スタッフが、
お客様からの要望にお答えします。
住宅用外装化粧材「クランセリート」の製造・販売をおこなっており、その中で培ったセメント系材料の配合技術や押出成形技術を有しています。
材料配合とは具体的に、モルタルを構成するセメントや細骨材に加え、補強繊維、減水剤などの配合などを指し、当社はそこにノウハウを保有しており、今後の材料開発にも生かして行けると考え3Dプリンター事業へ進出しました。
形状にもよりますが、おおそよ1m×2m×2.5mの製作が可能です。
形状にもよりますが、重量約300kg程度のものであれば、2~3時間くらいでプリントができます。
プリント後、1日程度で搬送することが可能です。
形状やサイズにもよりますが、一人用のベンチで販売価格はおおよそ200~300千円くらいになります。
当面は、住宅や商業施設、公共施設向けに、意匠性の高い外構材やベンチ、モニュメントなどの景観材の受注製作を想定していますが、土木・インフラ分野など大型構造物への展開も図ると同時に、海外への事業展開も目指します。
ゼネコン、住宅会社、景観材メーカー、PC会社、建材メーカー、原料メーカー、デザイナーなど様々な分野のお客様から問合せをいただいており、いくつかのプロジェクトが進行中です。
今回、当社が導入した建設用3Dプリンターのメーカーであるエクストリー社が、フランスの大手セメント会社ラファージュ・ホルシム社のグループであることから同社のプレミックスセメントを使用しております。今後は、セメント系材料を扱ってきた建材メーカーとしての技術やノウハウを活かし独自のセメント系材料の開発も目指す予定です。
エクストリー社の3Dプリンターは、精緻な成型を得意としており、意匠用途への展開も見込めるため、住宅用外装化粧材などの装飾材を製造・販売している弊社と相乗効果を発揮できると考え、エクストリ―社の3Dプリンターを導入することとなりました。